一般的な在来工法だと、壁は下地材と筋交や合板類の耐力壁そして、壁の中には断熱材が入り現場施工されます。
それらを工場生産のパネルとして一体制作された壁パネルとして現場に入れ、パネルを軸組みの中に組み込むように施工します。
岡野建設の家は、そんな工場生産のパネルHP壁パネルを使ったパネル工法「HPシステム住宅」をおすすめしております。
HPパネルの特徴は、高い断熱性と耐震・耐久性・施工ムラのない高品質な構造になることです。
外周部は、窓をくり抜くように全てこのHPパネルで構成されます。
普通は、大工さんが一週間~二週間かけて下地から耐力壁施工、断熱工事とするところを一日~二日もあればパネルが組み込まれる驚くべきスピードです。
施工者の技能に左右されることなく、むしろ品質を上げながら大幅な工期短縮を図ることが出来ます。
柱・梁間に隙間なく納まったパネルが見えます。
茶色く見えるものが構造性能をなす構造用MDFで、在来工法でいう筋交にかわるものです。
力学的にも筋交などの線材は破壊=即破壊ですが、複数の釘で接合され面として地震力などを受けるパネルは即時破壊がありません。
パネルはN75の釘を30cmピッチで柱や横架材に留め付けていきます。
これで躯体とパネルが接合され、耐力壁として所要の耐力を発揮します。